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パ ラ ジ ウ ム 積 立 く ん
パラジウムは、白金族金属の1つで、
ガソリンで動く自動車の排気ガスを浄化する触媒として用いられることが多い金属です。
自動車から排出される有害物質には、
窒素酸化物、炭化水素、一酸化炭素がありますが、
パラジウムを触媒に使うことで、炭化水素を水に、一酸化炭素を二酸化炭素に変換できます。
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使い道1.「歯科治療」
■銀歯
銀歯は、パラジウム20%・金12%を含む金銀パラジウム合金でできています。歯科治療の被せもの・詰めものの材料として、他にプラスチック・セラミック・金歯があります。
使い道2.「装飾品」
■割り金
貴金属として装飾品にも利用され、ホワイトゴールドの脱色用割り金として利用される。近年、高騰してしまったプラチナ、アレルギーを起こす可能性のあるホワイトゴールドに替わって、パラジウムをメインに使用したジュエリーが出始めています。
使い道3.「化学反応の触媒」
■有機合成 有機合成とは、医薬・電子材料の開発に必要な有機化合物を合成する研究分野です。クロスカップリング反応・ヘック反応など有機合成の代表的な反応の触媒としてパラジウムが使われます。
使い道4.「電気・電子工業用部品」
電気・電子部品に使用される場合は、金銀プラチナの合金にして接点に使ったりコンデンサーの材料に使ったりします。
実験室から工業レベルまで応用範囲は広く、これらパラジウム触媒を用いる反応の開発に対し、リチャード・ベック・根岸英一・鈴木章らに2010年のノーベル化学賞が贈られています。
需要が供給を遥かに上回るパラジウムは、金以外に有望な貴金属として世界的な注目度を高めており、その希少性から「第二の金」と呼ばれています。
特に排ガス規制が強化される今の時代は、ガソリン車業界におけるパラジウムの需要が更にアップする予想で、同時に世界の投資家からも大変注目されています。
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